治療成績
当院の2020〜2023年度の治療成績です。
治療法別の妊娠反応陽性数
当院では、負担のないタイミング治療から最先端の高度生殖医療(体外受精/顕微授精)まで、患者様の状況に合わせて幅広い治療の選択肢を提供できるように努力しています。
その結果、妊娠判定陽性例のうちタイミング治療に人工授精治療を合わせたいわゆる一般不妊治療によるものが約半分、高度生殖医療(体外受精/顕微授精)によるものが約半分となっています。
治療法別の妊娠反応陽性数(2020〜2023年)
採卵件数と移植件数
胚移植周期あたりの年齢別臨床妊娠率
このグラフは、2020年〜2023年における当院での胚移植周期あたりの臨床妊娠率を示しています。当院では移植個数をできるだけ1個とし、母児ともに合併症のリスクが高くなる多胎妊娠をできるかぎり避けるように努力しています。その結果として多胎妊娠率は1.1%と低い値を達成しつつ、周期あたりの妊娠率を高く維持しています。
臨床妊娠は子宮内に胎嚢を確認できた妊娠です。
胚移植周期あたりの年齢別臨床妊娠率(2020〜2023年)
平均移植時年齢 |
37.4歳 |
---|---|
平均移植個数 |
1.2個 |
多胎率 |
0.9% |
妊娠後出産できた方の採卵時最高年齢 |
45歳10ヶ月 |
胚盤胞1個移植周期の年齢別臨床妊娠率
このグラフは、2020年〜2023年における当院での胚移植周期あたりの胚盤胞を1個移植した臨床妊娠率を示しています。当院で最も多い移植方法は胚盤胞1個移植です。